私の尊敬する教授
大学四年間でただ1人尊敬する教授に出会えた。大学最後の秋セメスターで 経営学の講義をしてくださった方だ。
経営学の授業ではごくごく基本的なことが話された。例えば企業を取り巻く環境(インプット市場とアウトプット市場)、企業戦略とはなにか、人的資源をいかに使うか…などといった内容だ。
彼の授業はとにかく面白い。
色々考えてみたが、その最たる理由は
私たち学生が将来有益であろうと思われる情報や知識を共有することに徹しているからだろう。
例えば、前ブログで紹介した準拠枠という概念であったり、IT産業の流れ(AI、プラットフォームなど)、どのような企業が投資されているのかなどなど、、
中でも面白かったのはAmazonの事例。
Amazonは純利益が赤字になることも少なくなかった。それは業績が悪かったからというわけではない。常に前衛的な企業であったからだ。つまり、得た利益を大幅な割合で研究開発投資に充てているのだ。
Googleでもと同じことが言えるのだが、純利益があまり高く無さそうに見えて、GoogleやAmazonの時価総額は日系企業とは比べものにならないくらいの高さを誇る。
時価総額は投資家がいかにその企業に期待しているかを見る尺度。
研究開発投資をアグレッシブに続けているからこそ、Amazonではコンビニ事業への参入が果たされつつあるのはその顕著な例であろう。
このように、生きている教材を使い経営学という学問の楽しさを感じさせる彼に感激した。
彼から学んだことは多い。
その1つ1つを紹介したいところだが、また今後のブログに綴ろうと思う。